939日目 やる気出ないマンの処方箋

 

やる気出ない日がやる気出る日より圧倒的に多いょ〜

俺は常々「やる気があるけどやってませんだあ?? そういうのを『やる気がない』って言うんだろうが」と放言し、イマジナリー自堕落な人の痛いところを突いている。んまでも一番この指摘がグッサリ刺さっているのは俺自身である。結局のところ、来週までにやっておかなきゃならない研究も、近いうちに締切が来る提出物も、やりたくないからなかなか手をつけられないのである。本当にやる気があるなら俺は容易に活性化エネルギーを乗り越えられる自負がある、あるからこそ俺は客観的に自らを追い詰めていく。あ〜やりたくねえ。要はやりたくねえんだ。

この「やる気のなさ」は結構深刻で、俺は娯楽的でおもろいことと日記のネタになりそうなこととあとエロいこと以外には一切ピタリとも箸の先を伸ばしたことがない。一昨年だったか、院試の当日がどんどん迫ってくる中、なおも机に座ることのできない俺は焦りに焦り、一縷の望みをかける「やる気スイッチ」としてキレートレモンを購入した。そしてキレートレモンは院試から帰ってきてもずっと冷蔵庫の中に鎮座していた。情けない話だ。

やる気スイッチなんてものはない。人間そう簡単にやる気が出るならもうやっている。人は変われるなんて熱いメッセージには靡かない。俺は諦めの論者である。……けれども現実的な問題として、俺はやりたくないからやりません、では先が暗すぎる。否、既に暗い。あらゆる御社の採用担当者にバレている気がする。俺は諦めが板についたしょうもない男だが、それはそれとして救われるなら救われたい(ますますしょうもない)。だから今宵ひさびさに、今度こそ良さげなやる気スイッチを考案することにした。皿を洗いたいのである。

その方法とはズバリ、録音である。それじゃあやってみます。文章はここで終わっている

 

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