773日目【お嬢様と学ぶ】一人暮らしの防災備蓄ですわ~!

 目次

 

「備蓄」! そういえばまだですわね。

 ごきげんよう! きりちにお嬢様ですわ。

 皆さんは私のことを「なんかいつもTwitterにいる変な人」と思っているかもしれませんけれども、実は私、れっきとした学生かつアルバイターでしてよ。特に最近は「防災」について取り扱っていますの。

 防災と聞きますと、皆さん「あーあー、なんかだりぃな~」とお思いになられるかもしれませんが、いい? よくお聞きなさい。首都直下型地震マジで来ますわよ。近いうちに必ず来ます。「うちは頑丈だから気にすんな」ですって? とんでもございません! たとえ建物は倒れずとも、電気・水道・ガスなどのライフラインは高確率で止まります! 一度止まってしまえば、その復旧には数週間単位の長~~い時間がかかることもよくありますの。

 それに何より、食料や飲料水などの物資はなかなか届きません! 発災直後の3日間は人命救助が最優先。たくさんの人々の命が懸かっているこの首都圏で、一人けろっと生きている学生が腹を空かせようが、誰も知ったことじゃありませんわ。だからこそ、少なくとも3日、できれば7日は自力で生きていけるだけの備えが必要なのです。

 

 けれども、ああ、「備蓄」! 途端に面倒な響き! 何を隠そう、このお嬢様もまだ、必要な分の備蓄を用意することはできていないのですわ。一人暮らしの学生がせかせかと備蓄を準備するなんて、だりぃし。……けれども、せっかくリスクを知っているのに事前に備えておかないと、被災してから後悔しそうで嫌ですわね。思いついたときが吉日、そうは思わなくって?

 そこで今日は、一人暮らしの学生でもパッと用意できて、なおかつ重要性の高い最低限の備蓄項目3つご紹介しますわ。これを読んで、一人でも備蓄のモチベーションを高めてくださると嬉しいですし、私自身もちゃんと用意するように致しますわ。できれば周りにも広めてほしいんですの!

 

するわよ備蓄① 飲料水

 飲料水! 何よりもまずこれですわね~。食べるものが無くったってしばらくは耐えられるけれど、水がなけりゃ一巻の終わりですものね。

 一日に必要な一人分の水の量を多めに3リットルと見積もりましょう。それに3日分を掛け合わせると……。とりあえず、2Lペットボトル6本セット1箱用意すれば余裕で耐えられそうですわね! 

 お水をスーパーで買うと重くて大変なので、ネットショップで注文することをおすすめしますわ。

 ちなみに、2Lサイズで買うよりも500mL×24本で買っておいた方が、何かと便利らしいですわ。お茶や好きな飲み物でも良くってよ。

 

するわよ備蓄② 食料品

 健康な避難生活のために、食料品は欠かせません! 栄養を摂るためだけでなく、心を元気にするためにも大切にしたいですわね。

 えっ、「大量の非常食を買うのは面倒だ」ですって? 大丈夫、そんな心配はございませんことよ。「非常食」にこだわらなくたって、常温で食べられるものなら何でもOKなのですから! 普段からちょっとずつ常温で保存が効く食べ物を買っておいて、賞味期限が近づいてきたら食べて新しいものを買えば良いのです。これを「ローリングストック」と言いますわ。

 ……と、言われても、具体的に何を買えばいいのか分からないかもしれませんわね。というわけで、自炊をしない方でも活用しやすい食べ物をピックアップしてみましたわ。

 

・タンパク質

 ……魚の缶詰(おつまみにどうぞ)、レトルト食品(カレーとか)

・ビタミン、ミネラル、食物繊維

 ……野菜や果物の缶詰(みかんとか)、野菜ジュース、乾燥わかめ(即席麺に入れるとおいしい)

・炭水化物

 ……パックごはん、即席麺(最悪そのままバリボリ食べられますわ)、パンの缶詰

・嗜好品

 ……お菓子類(大体長持ちしますわ)、スイーツ缶

 

 最近はスイーツの缶詰なんかもあって面白いですわね。変わり種の缶詰を楽しむ気持ちで、買ってみるのがオススメですわよ。

 備蓄すべき量のことは、あまり気にしなくて良いと思いますの。お買い物を楽しむ心があれば自然と、数日分の食べ物がお家にある状態になるはずですものね。

 

するわよ備蓄③ 携帯トイレ

 一番の盲点、それは携帯トイレ! いま初めて「確かに!」と思った方もいるのではないかしら。

 東日本大震災などで実際に被災された方たちが口を揃えておっしゃるのが、衛生面のストレスに関することですの。水道が止まれば自宅のトイレは使えないし、共用の仮設トイレはみるみるうちに汚くなって、とても使えたものじゃない。そんな状況下でもトイレの心配をしなくて良いということは、自分の尊厳にも関わる部分ですのよ。

 着目すべきは必要な数で、一日5回×3~7日として、実に25回ぶん前後! 数字にすると「およよ……」って感じですけれど、実際にそれくらいは、あなた一人でトイレする機会がありますのよ。

 携帯トイレを大量に売っているお店はホームセンターくらいで、市街地ではあまり思いつきません。ですので、ネットショップで買うのが良いでしょうね。大量入りのセットを購入して、知り合いと分け合うのも良いかもしれませんわ。きっと後で感謝されますことよ。

 

 

おまけですわ

(余裕があったら追加で備蓄した方が良さそうなもの)

・現金(小銭)

 電気が止まればキャッシュレスは死にますわ。あまり現金を削りすぎるのも考え物ですわね

・カセットコンロ、ガスボンベ

 温かい食べ物は元気を与えてくれますわ。でもちょっとお高いし面倒だから、また今後考えることに致しましょう

・トイレットペーパー

 何かと便利なので、防災リュック的なものに入れておくといいですわね

・モバイルバッテリー

 電池式の方が役に立つらしいですけれど、とりあえず使えるものがひとつあれば大丈夫だと思いますわ

 

 以上、一人暮らしの学生でも始めやすい備蓄項目3つでしたわ!

 飲料水! 食料! 携帯トイレ!

 初めから全部揃えようとしなくても構いません。まずはひとつだけでも、お試しで準備してみるのが良いと思いますわ。

 私もこれから、友人に携帯トイレの共同購入を持ち掛けてみようと思いますの!

 

 

 それでは、ごきげんよう~👋