740日目 𝑨𝒛𝒂𝒃𝒖 𝑱𝒖𝒃𝒂𝒏...

 

怒ったような拗ねたような、だだっ子のごとくうにゃうにゃした感情を、大人としての自制で蓋をせずに、ぐわっと発現させる行為。怒鳴るでもなく議論を交わすでもなく、制御のできないイライラを一方的に露わにして、相手をおろおろと戸惑わせる展開。首の皮一枚の危うい論理で自分を正当化して、ごねて、困らせて。

そういうめんどくさい自分は、高校までの記憶に封印したつもりだったんだけどな。ダメだな。ガキすぎる。嫌になる。今更ぺこぺこ謝りたくなる。……そうやって「謝る」と「また怒る」がセットになっているのも、めんどくささに拍車をかける要素だと分かっているのに。

「めんどくさい方が愛着が湧く」とか「世話を焼きたくなる」とかそういう論理は、世話を焼いてくれる側の人だけが口にしていいものだ。相手に世話を焼かせる側の人間が、好き勝手やるための免罪符として持ち出す言葉じゃない。

それでも、一部の物好きな人間は、僕を見捨てない。分かっちゃいる。僕自身、誰かの欠点を知りながらその人を受け入れることがあるし、世間の人間関係はそうやってバランスを保ちながら回っている。

……けれども、やっぱり「どうせ受け入れてもらえるだろうから好き勝手暴れる」なんてスタイルは、僕には選べない。他人が自分のことを苦々しく思っていたらと思うと、胸が苦しくなる。だからいつも、自分に自制が効く状態である限りは、なるべく下から下から、棘のない人物として友好的に接したいと願う。人はそれを、臆病でつまらないと呼ぶのかもしれないけれど。

思い出すのはあの、中3の夏のh

 

『エ~次は、麻布十番麻布十番です。』

 

およよ!

 

𝑨𝒛𝒂𝒃𝒖 𝑱𝒖𝒃𝒂𝒏...

謎モニュメント。

しかし、何なんだろうねここは。

暖色系の明かりと、夜と疲労との組み合わせが、熱にうなされているときのように感覚を朦朧とさせる。

何ですかね本当に……この空間のリッチさと、自分の場違い感たるや。

俺は熱にでもかかってるのか???

これが噂のLOUIS VUITTON……。入口にお姉さんが何人も待ち構えている……。入れっこない……

これはマジで直角すぎるシケインです。

いやしかし、今日は本当は、或る一冊の文庫本を求めて書店を見て回ったのだけれど、このエリアの書店は知識というよりはステータスを売る場所で、トレンドでない本はあまり置いていなかった。

つーわけで近いうちに、今度は大型書店にカチコミをかけようと思います。てか、でっけ~~~本屋に行ったら絶対楽しいと思う。となると、副都心か。仕事帰りの人でごった返す中を掻き分けて、掻き分けて……。こりゃ、気合い入れて行かにゃ。