905日目 きりちに氏、マイブームを語る

 

最近なんとなく触れているコンテンツをご紹介します。それだけです。マターリしていってね

 

NHK大河ドラマ「光る君へ」

源氏物語の作者・紫式部が主人公の大河ドラマです。

www.nhk.jp

元来ほとんどテレビを見ることがなく、特にドラマなんぞは追いかけた試しがない。ましてや大河ドラマなんて毎週一時間、それが一年間も続くわけですから、本来ならば俺の生活のワンシーンに入ってくるはずはないものです。けれども、愛読書の源氏物語がモチーフであると小耳に挟んで、俄然興味を持ち。それにほら、大河ドラマってのは戦国時代の合戦のイメージが強いですけど、じゃあ平安の世のうららかな空気感でどうやって一年間保たせるの? ってことが気になるじゃないですか。ですもんで、年始の第一話から観始めました。今はNHK+といって、Youtube感覚で見逃し配信してくれるサービスがあるんですね。

ここまで観てきての感想ですか? おもろいっすよ。画が上手いというか、間の取り方が上手いというか、とにかく引き込まれます。中身としては意外にも、権謀術数どろどろのバイオレンスな政治の話。身分と性別役割がモノを言う時代で、上を目指す貴族は皆、どこの家と関係を結び、どんな風に出世を描き、そのためにどうやって現権力を蹴落とすかということを考えていた。……そんな中にあって、学問に秀でるも下級貴族の娘ゆえ表舞台に出ることができないまひろ(紫式部)や、上級一族の三男ながら家や宮中に不信感を抱き悩んでいる道長の、理不尽への怒りや葛藤が湧き上がる。およびラブロマンス。すげえ。説明めんどくせえ。ともあれ、面白いんです。やー、やっぱ好きだわ。政治的な話。

 

APEX LEGENDS

今更ながらちょっと前まで流行ってたバトロワシューターをやっています。

FPSへの憧れみたいなのがあって、長らくBATTLEFIELDシリーズをやってたんですが、まあまあまあ、世間的に見ればどう考えてもBFは下火。時代はスポーツシューターですよ。ということで、BFの10倍の同接数を誇るAPEXに挑戦することにしました。ま、本当に流行に乗っているゲーマーたちは、もはやAPEXなんてやってないらしいですけどね。

バトロワってむずーい。せっせこせっせこランクの高いアイテムを集めて、強い武器とそれに対応する弾薬なんかを対応させながら揃えていく、まずその過程をスムーズにやり果せるまでが一苦労。そんで、まあまあ悪くないんじゃないかなってロードアウトができたところで突然接敵して、ものすごい高所から撃たれたりして負けて、そしたら全部パァ。退出してロビー行き。そう、このゲーム、準備と移動が9割、戦闘が1割、優勝なんて万に一つもないなかなかシビアなシューターなんです。分かってはいたけど、それにしても上手くいかないもんだ。

昨日はフォロワー氏がリプ飛ばしてくれて、夜中に通話しながらやりました。ゲームで生まれるCommunication...。彼曰く決して上級者ではないらいいけれど、それにしたって500時間やってるプレーヤーはさすがに動きが洗練されてる。これがキャリーってヤツっすか。助かるマンです。

まあまあまあでもでもでも、なんぼ素人とはいえ一応BFを100時間はやってますから、昔のように背中から撃たれて即死するようなチョンボはさすがに少ない。シャッガンどーん! バーン! 昨夜ラストの一回は非常に調子がよく、フラットラインで4ノックの貢献をし、最後は惜しくも敗れましたけど2位でした。悪くない。悪くないよ、俺。

始めるまでにまあまあエネルギーが要るゲームですし、そもそもちゃんとFPSの流行に乗りたいならもっと別のゲームをやった方がたぶん間違いない。まあでもやりますよ。しばらくはライブラリに常駐することになるでしょう。昨日の彼とはぜひまたズンドコしたいし(フリートークも軽妙で良かった)、他のフォロワーさんも気軽にどうぞって感じだ。ヘタクソM1おじさんをキャリーする覚悟のあるヤツだけかかって来いや。まる

 

ブルーアーカイブ「陽ひらく彼女たちの小夜曲」

(スチルのネタバレを含みます)

ロンドのつもりで読んでたら違ったらしい(ロンドは輪舞)。ちなみにワルツ(円舞曲)でもありません。セレナーデだそうです。

3周年記念イベントストーリーの舞台はゲヘナ学園。大人気ストーリー「エデン条約」のトリニティ総合学園のような政治的ごたごたの香る学校に比べると、ゲヘナは率直に言えば「暴力バカのカオス」で、笑いどころはあるが名シーンは生まれなさそうなイメージ。今回から実装された「ブルアカRPG」とでもいうべき探索パートも、真新しいし可愛いけれど結構クソだるく、テンポ悪いな、と思いつつ毎日進めていた。……けれども。

ひゅわっ……

ガ゛ッ(昇天゜)

なんて愛おしいんだろう。ヒナ委員長を主人公に見立てて、先生(プレイヤー)には普段見せないような瑣事や疲労を描いたことで、少女への慈愛と中間管理職への労りが同時に湧きあがってくる贅沢仕様。そして、終わってみれば一連の事件はヒナの危機なんかではなく、よくあるゲヘナらしい一週間のお仕事に寄り添っただけという、ほっとするような安心仕様。なんて温かい気持ちなんだ。ありがたいよ。ありがたいね。俺にとっての初代「推し」、堂々の裏ヒロインとして復活です。

 

アホ(顔は良い)となかよく