マ
ほんとにカス。
積極性? 学習意欲? そんなもん微塵もありゃしない。
ス
学科内で下の中くらいの立ち位置に堕ちている原因は、何よりもやる気の無さのせいだという自覚。初めは小手先でちょろまかせても、クズカゴのチリ紙のようにスカスカな脳はごまかせない。他人が綺麗に宝石を磨く隣で、俺は自慰して寝ていただけだ。
あ、下の下と書くと「本当の底辺を舐めるなよ」とお叱りを受けるので下の中にしました。
カ
……とかあ~とかこ~とか言ってもしゃあないんですよ。「俺はダメだ」と言い続けても事態は好転しない。断じてモチベは無いが、ここまでなんとか粘ったのに怠惰のせいで卒業できなかったらと考えると苦しくて仕方がない。だから何らかの手は打たなければならない。
ー
せめて今週の予定は立てよう。そうしよう。
ニ
水曜 昼:バイト。ようやく手順を教えてもらったのでサボらずにやる
夜:ワンピースを読む
木曜 昼:リサーチクエスチョン(←カッコいい)の再確認、論点を整理する
夜:ワンピースを読む
ャ
金曜 昼:さすがにアポを取ろう。怖がってても人は寄り添ってくれない
夜:肉を食え
土曜 昼:寝てる
夜:壁の中にいる
か
とりあえずこうしよう。ほんとに「勉め励む」ということが大っ嫌いなのでこれくらい休み休みじゃないとやってられない。あ~腑抜け。間抜け。こんな奴よりマスカーニャの方が1億倍生きてる価値がある。
まあ、マスカーニャより価値の高い人間はおらんか。
わ
ふと辺りを見渡すと、どいつもこいつも忙しそうに進捗。週末も進捗。「研究室に休みなど無い」などとブラック自慢している。
でもさあそれ、自主的にやっていようが、やらされていようがさ。何かを「やっている」という時点で自分を誇っていいんだよ。恨むからな俺は。
い
人は誰でも得手不得手があって、俺はたまたまその不得手が『主体性』や『努力』だったってだけだが、なんでそんな大事なものが欠けてるかね。今あるものを投げうってでも、喉から出るほど欲しいふたつの才能。
い
誰か俺のために、墓場までレールを敷いて下さい。言われたことだけやって生きていたいんです。誰か。誰かあ。
ね