450日目 ドン!!

 

ワンピースのインペルダウン編と頂上戦争編を読みました。あ~これ、

一番面白い

っす。東の海から長く続いてきた物語の中でも、ぶっちぎりで面白い。

なんでかな~っていうのを考えると、たぶんこういうことだと思うんですね。

・世界中の海賊が集うオールスターゲーム

・世界の「裏」に隠された数多の伏線が回収され、さらに新たな謎が深まっていく

要は大河ドラマチックなんです。大河の流れのような、一番太゛っといとこが頂上戦争なんです。今のところ。

それから、読んでいく中で何度も出くわしました。あの超有名なネットのおもちゃ名言の数々に。いや、違うんだって! ちゃんと流れを汲んでそのコマに辿り着いたらめっちゃいいセリフだな~ってなるんですよ。ギャグマンガじゃないんだわワンピース。

かの煽りカスサカズキとスルースキル皆無エースの掛け合いだって、その局面に至るまでの敵味方双方の思いを思えば(痛みが痛い)、納得いく、理解できる言動なんだよな。「敗北々しくて」とか言ってすみませんでした。

やー、もうコミックス換算で60巻分くらい読んでるわけだけど、中盤に入って再び盛り返して来てるというか、かな~りおもろいぞワンピース。誰だ「東の海以外おもんない」とか言ったエアプは。こないだまでの俺じゃん。死んだ方がいい。待って! やめて! イヤッ! 生゛き゛た゛い゛っ!! 命がもったいないっ!!!!

ドン!!

 

 

めっちゃ話変えていい? 変えるね。

俺って昔から時計恐怖症(クロック・フォビア)(フッ……)なんだけどさ。特にアナログ時計の造形が苦手で、知らない建物に入るときなんかは戦々恐々としてたんだけど。

ここ何年か、バイト先で顔の高さにある時計の目の前で作業させられたりとかするうちに、徐々に慣れたんだろね。あんまり「ギャッ!!」って失神することは無くなってたんだわ。

けど今日、例によって研究室に一人座ってブルアカしてたんだけど、ふと壁掛けの時計——銀色のフレームに黒のスタンダードなフォントで数字が並んだ、どこの大学でも同じの使ってそうなやつ——を見たのね。「俺も時計にビビんなくなったわなァ……」って。そしたら、

意識した瞬間に急に体が強張ったのよ。

えっ、えっ。って急に、恐ろしい化け物が睨みを利かせる部屋に一人閉じ込められたみたいに、めっちゃ心臓がバクバクしてきて。冷や汗が吹き出しそうになって。

改めて見てみると、アナログ時計ってめちゃくちゃ気色が悪い造形をしている。いや、円を均等に区分けしたその見た目はよく出来ていると思うんだけど、その無機的な図形が、モノでしかないはずの円盤が、明確に我々人間に対するメッセージを持って、生きても居ないのに永遠に動き続けるというのが本当に悍ましい。

それから何より、俺が耐えられないのは数字だ。ぶっちゃけ、各時刻がただの線や点になってるシンプルなやつなら、そんなに怖くない。けれどローマ数字の、それも変にオシャレのつもりなのかうねうね曲がりくねったようなフォントで書かれたやつだと、本当に腰が抜けそうになる。ハイッ。気持ちが良くないです。数字があんな円形に並ぶということがあってたまるか。特に10, 11, 12の辺りはぎゅっと詰まっててキショい、恐い。いま「10, 11, 12」と書いただけで脇がウォーターサーバーになった。助けてくれ。

 

オチはない。