読んだ読んだ。人の目を盗むようにして読んだ(研究室で堂々と漫画読むのは不味いので)。まあ人いないんですけどね~。ヨホホホホホ!
でまあ感想ですけど。こう、重くてデカい設定の数々っていうのかな。差別とか、世界の歴史とか、巨悪の影とか。そういうのがずっしりとルフィの肩に乗ってくるにつれて(まあルフィは気にしてなくて周りが騒いでんだけど)、この戦いは情勢にどんな影響を及ぼすのかな? とか、彼らの立場はどうなるのかな? とか、行き当たりばったりでない大河的な物語が展開されていきます。これが面白い。ふたつの拳に託された過去と未来、底知れぬロマンとはまさにこのことでしょう。
戦闘に関しては総力戦の傾向が増しているというか、常に状況が目まぐるしく変わる乱戦の有様なので忙しい感じです。しかし、激しく引っ掻き回されるからこそ、尾田っちお得意の「伏線力」が上手いこと効いてくる。だから私は結構好きなんです。もしかすると、まとめ読みだからこそ楽しめる部分もあるかもしれない。
いよいよ次はドレスローザに突入するようです。「いよいよ」というのはですね、ドレスローザ編以降はかなり冗長だという評判がよく聞かれますので……。でも、ここまでの流れを見る限り、普通にめっちゃ面白くなりそうだけどな。はてさてどんな感想をもたらしてくれるのか、楽しみです。
……ところでさっき、諸事情あって「おれも仲間に入れてくれえ!!!」でめちゃくちゃ笑ってた。ワンピース、偉大なるネット民のおもちゃ。