60日目 ブラックボックス


今宵はスマホからこんばんは。きりちにです。

どうしてパソコンで執筆しないのかと言いますと、ただいまクソデカファイルを絶賛ダウンロード中で、回線速度を下げたくないからです。


クソデカファイルとは先行アクセスが始まった「BATTLEFIELD2042」のオープンベータ版のことです。BFシリーズは今どき珍しい、競技性よりもお祭り感が重視されたFPSでして、初心者でも自分なりの役割で貢献できるので楽しいんです。そんな定番シリーズの新作となれば、やるっきゃないでしょう。

喜び勇んでライセンスを購入して事前ダウンロードし、定刻を待っていよいよプレイ開始! ……のつもりだったのですが、起動時にサーバー接続でエラーが発生。時間を空けて再度試してもどうにもなりません。Twitterを見る限り、普通にプレイできている人が多いようなので、とりあえず再インストールするかあ……となって今に至ります。


なんといえばいいんでしょう、この歯痒さというか不快さというか。

我々は日頃、カスタマイズしたパソコンでありとあらゆる作業を行なって、すっかりデジタルの世界を手中に収めたような気になって踏ん反り返っています。しかし、たま〜にこうした不具合に襲われては、この得体の知れぬブラックボックスがいかに自らの理解の範疇を超えた代物であるかをわからせられるのです。

例えるならば、算数の授業の内容をすっかり理解したつもりでいたところに、いきなり数学の超難問を叩きつけられてどん底へ突き落とされるようなものです。自分の手に負えるものではなかったんや……と気づいたときの、エモ言われぬ居心地の悪さ。


今日はこの件以外にも、いろいろとぷんぷな事案がありまして、心配ごとが織りなす悪夢のコンボ攻撃にメンタルがボコボコにやられ、成功率の限りなく低い「にげる」コマンドを連打しているところです。

あれもキツい、これもキツい、もう全部やんなっちゃった🥲というとき、本来ならば誰かしら「人」に助けを求めることが推奨されるわけですが、自分としてはその選択も取りたくない。身の回りのあいつもこいつも、み〜んな忙しい中を頑張っているんだから、ゲームがバグったくらいでメソメソしてちゃあいけない。しょうもない意地を張って己を追い込みましょうね。


そうこうしているうちに、どうやらダウンロードが完了したようです。もう嫌な予感しかしてないけど、ワンチャン上手く起動できたら一気に逆転、ニッコニコで今日の日を終えることができます。それではいざ、突撃!!