592日目 【🫲😦🫱】西高島平に行ってきました

 

 西高島平……?

「せいこうとうへい」??

 

「にしたかしまだいら」か……。

 

 ということで、どうも読み仮名がしっくり来ない駅・西高島平(にしたかしまだいら)駅に行ってまいりました。ガラガラの電車に揺られ、うとうとしながら都営三田線の終点を目指します。

 

 23区の最北西、板橋区さいたま市との境目ギリギリに存在する西高島平駅。都営だからギリギリ都内に収まる限界まで路線を伸ばしたのかな?

 

 よくよく見てみますと、2つ隣が「高島平」駅になっています。なるほど、つまり「西高島平」は「西」と「高島平」で分かれてるのね。

 

 さて、地図からも予測できるように、西高島平エリアは大きな工業道路が通る工業地区となっています。たくさんのトラックが轟轟と走り抜けてゆくさまは都内らしからず、どちらかというと地方都市の郊外を思い出させる。

 

 しかし、車の通行音こそわんわんと響いているものの、駅から南の方に少し歩けば住宅緑地が見られました。桜が咲いて綺麗ですね。

 

 春の鳥の囀りが耳に心地よい公園。池の周りを取り囲むように、じいさんたちが釣りをしていました。

 

 再び駅の近くに戻り、今度は北の方向へ。道中は紛れもない工業地区ですね。四六時中の轟音が思考を搔き乱すので、この近くには住みたくないなあと。

 

 埼玉県との県境の標識が見えますでしょうか? ということはこの橋の直下に、両地域を隔てる荒川が滔々と流れているはず!

 

 ところがどっこい、荒川の看板に辿り着いたものの、看板の向こうには地面が広がっていました。どうも、土砂の堆積で出来た河川敷らしい。肝心の水域はかなり狭いらしく、ちょっぴり残念。

 

 堤防の上に立ってみますと、南側にはご覧の通り工場群。一方、

 

 北側には広々とした芝生のグラウンドが広がっています。荒川ホワイターズ。

 

 美しいですねえ、荒川の河川敷は。すぐ隣に雑多な工業団地があることをサッパリ忘れさせる、一面の青い空、豊かな緑。心も涼々としてくるようです。

 

 かなりアクロバティックな写真も撮れました。「荒川ジャンプ」と命名します。

 

 水辺にはのんびりとした鴨たち、人気のないグラウンドには椋鳥や千鳥たちがおり、鳥好きの私はそれらを眺めて過ごしました。

 得体の知れない「都営三田線直通」の先には、懐かしみのある空と川と工場の景観が待っていたんですね。思いつきの企画でしたが、楽しい散歩になりました。

 

 さあ、それでは皆さんご一緒に!

 

 🫲😦🫱

 西高島平