人生における重い判断は、いつだって同時多発的に、連鎖的に襲ってきます。時にはタスク同士が矛盾することだってある。
院試の情報が出ましたので、よっこらせっと下調べを始めました。ついでに、併願予定の他大についても同様の調査を……あれ?
受験日被ってない??
出願書類間に合わなくない???
受験科目噛み合ってなくない????
見学に行くタイミングなくない?????
検定会場めっちゃ埋まってない??????
動き出すのが遅かっただけ、なんて言われても困る。だって、まだ要項が出ていない大学がある以上、迂闊に動けないんだから。一方の情報を待ちわびている間に、他方の期限がぐんぐん近づいてるってわけ。
慌てて各種手続きを始めて、ややこしい文書を懸命に読み、訪問予定のジュッチにメールを送って……。
ああ、懐かしいこの感じ。帰ってきました、これが受験特有の焦燥感です。初々しくも瑞々しい、んなわけあるか。ガチふざけんなよ。大学間で日程調整しとけよ。
入試というタスクの複雑な手順で雁字搦めになり、さらには就活で、仕事で、そしていつしか死ぬ間際まで、私たちはずっと不明瞭な焦燥感に追われ続けます。
もうほんと勘弁してくれよ。カス。マックに行ってきます。