963日目 ブルアカMADを観る日。

 

振り返ってみれば完全にTruly-Offの日だった。ここしばらくのスケジュールを見返すと、なかなかどうしてそんな日は珍しい。全く空白の一日というのもたまには悪くないだろうと、昼頃に目が覚めてからのろのろやって、夕方くらいだったか、ブルアカのMAD動画を漁った。

ニコニコのMAD動画というのはカオスなもので、あんまり表立って広めるものでもないというか、なんとなく恥ずかしい感じが(個人的には)ある。けれども久々に覗いてみると、Youtubeにはない特有のクリエイティビティやミーム性、オタクを喜ばせるコンテンツ・ベースドな動画が多くて、ついつい笑ったり泣いたりしてしまう。「ブルアカmad」等で検索し、ひとまず再生数が1万くらいに達している動画をクリックしてみれば、我々「先生」にならその良さが共有できるだろう。

 

MAD動画の代表的なパターンは、特定のキャラクターの公式イラストやボイスを素材に、そのキャラにマッチした人気楽曲をリミックスしたものだ。手の込んだ手描きイラストなどを交えた、愛のこもったキャラ紹介である。

オーバーレダ ……杏山カズサ。じわじわ先生との距離を縮めている猫。かわいい。

 

感動系だと、ファンの目頭を熱くさせたストーリーを題材に取り、歌詞がよくマッチした楽曲との共演で真剣に感涙に咽ばせてくるものがある。このタイプはどれも秀逸で、ついついいくつもお勧めしたくなってしまう。

ぶるーくらりん ……テロコ。これに限らずきゅうくらりんMADは傑作揃い。

 

ちっちゃなヒナ ……ヒナ委員長。彼女のための曲かもしれない。

 

ローリンミカ ……メインストーリー。ニコニコは視聴者兄貴たちのコメントも涙を誘う。

 

もちろん、天下に轟くニコニコ動画なので草が生える動画も多い。キャッチーでミームと化したネタや、素材が少なすぎるキャラなど、苦し紛れの状態から放たれる奇想天外な動画群はまさしくMADの代名詞のようなものである。

夜に思い知る ……無理矢理感があればあるほど面白く、かと思えば普通に笑っちゃうこともある。

 

当然、意味不明のネタもある。意味不明だな~と言いながらヘラヘラ視聴するのがニコニコの醍醐味みたいなもん。

922歳位にはカリフォると思ってた ……俺は好き

 

かわいい・感動系のMADと、面白い・意味不明系のMADとを交互浴する。次第に脳汁が溶けて、よく分からない満足感が持続するようになる。電子ドラッグみたいなもんか。

そういうわけで、まあこんなに字数を割いてひとつひとつ説明するのも馬鹿らしかったような気がするが、いろんな動画を見て久々に「インターネット摂取してるな~~~」と一息つけた一日だった。

 

はあ。

 

エンディングノートでも書こうかな。