ペルソナ３ リロードを宣言通り全集中でプレイした週末でした。金曜のおやつどきにリリースされて、今は２日間とちょっと経ったところ？ で、記録されたプレイ時間はちょうど24時間くらい。かつてニーアオートマタをちょうど２日間で33時間かけてクリアしたときには及びませんが、まあなかなかの集中力だと思います。やはり、面白いゲームは時間食い虫ですね。
ペルソナシリーズはコマンドRPGです。私は比較的近年のペルソナ５ ロイヤル（以下５）とペルソナ４ ゴールデン（以下４）をこれまでプレイしましたが、今作P3R（以下新３）のバトルが一番旨味のある調整だと感じますね。新３のリメイク元である旧３のいかにもJRPGらしい硬派さと、近作の５の爽快さ。新３はそれらのいいとこどりをしていて、バフデバフをきっちり組んでダメージを通す戦略性と、どんどん弱点を突いてパスを回していくスピード感が両立しています。今のところボス戦も毎回面白いのが結構すごいと思う。単純な力押しではなく、毎ターン味方の状態と手番を意識しながら、かなり頭を使って組み立てていく。楽しいなあ。
ガッツリ手が入ったバトルパートに比べると、日常パートはおそらく旧３の忠実なリスペクト。バイトや勉強に励んで人間性を鍛えたり、学校や街の人々と仲良くなったりするのですが、毎日続くと変わり映えがせず、どうしてもどこか「作業感」があるのは否めない。これに関しては５がすごすぎたんでしょうね。日常のあらゆる行動に読み応えのあるストーリーをつける労力、大掛かりな事件を少しずつ前に進めて「早く続きが読みたい！」と思わせる巧みな構成力。ストーリーテリングの面ではどうしても５の方が上手です。とはいえ、旧３だって立派なベストセラー。緊迫感あるシナリオに新３の美麗なグラフィックが加わって、とてもワクワクさせてくれます。なんとなくギスギスしているパーティメンバーの距離感が、皆なかよしの４とはまるで違っていて興味深いです。
ところで、旧３および４は00年代の作品です。まだコンプラとかポリコレとかが言われていない時期だったからか、はたまた開発会社のアトラスがはっちゃけすぎていたのか、ラッキースケベもといセクハラネタがまあまあ登場していました。けれども、当時は3Dポリゴンがマジで大したことなかったので、わははアホやで、くらいの気軽さがあった。ところが、それを最新のリアル等身のグラフィックでリメイクしたらどうなると思いますか。もうね、普通に「あッッ」って感じ。「岳羽（たけば）、それはちょっと、ハグさせてくれ。お願いします」って口に出しながらイベントに齧りついてます。いや、単にみんなで海で遊ぶとか、同じ寮の女の子たちの夏服が眩しいとか、敵の術に嵌まって危うくいい感じになりかけるとか、そういう浅い「ラッキー」ではあるんだけど。いやごめん、自分に嘘はつけない、やっぱ俺、キャミソールが性癖になってしまったかも。うん、。、あと肌面積が多いのがやっぱり好きかも。うん。。、三角ビキニとか。。、
まだまだ全然、物語は途中もいいとこなのですが、残念ながら明日から何日か連続でどっかの企業にお邪魔することになっていて、ゲームのことだけを考えて過ごしている場合ではないんですよね。そうじゃなきゃ今頃日記なんて書いてるわけない。……ごめん、今エディタで文章を書いてる途中なんだけど、上に貼り付けたスクショに目が行って集中できない。すみません。すみません。ごめんなさい。全然そんなセンシティブなゲームじゃない、クールでキラキラした青春ジュブナイルRPGなんですけど、ごめんね、俺は煩悩の生き物みたいだ。作中人物だったら真っ先に成敗されている。ごめん。謝るから岳羽（たけば）、ちょっとハグさせてくれ。
最後に、本ゲームのスクショをいろいろご紹介して終わりにします。といっても、プレイ中はかなり真剣にやっているので、スクショどころではありません。マジで「ここは魚拓取っておかなくちゃ」ってとこだけ撮影してます。ご覧ください。
