919日目 ペルソナ3 リロードをクリアしました!

 

 

ペルソナ3 リロード! ついにエンディングまで走り切りました。総プレイ時間は60時間。研究のために空けておいた三連休をフルに使い果たしての大団円です。

んじゃさっそく、感想を述べていきます。長くなるので手短に。

 

・ストーリー

メメント・モリ——「死を忘れるな」。誰にでも平等に待っている「死」に対して、では我々はどうして生きるのか、どうやって生きるのか。というテーマだったように思います。本編も脇道も、常に何かしらの喪失が伴うシーンが多く、じんと考えさせられる場面が度々あった。主人公や仲間たちは悲壮な背景や出来事を乗り越えて、ある種セカイ系の美徳とも言える壮大なクライマックスへと登り詰めていきます。順平とチドリ……おご😭(オタク特有のオタク同士でしか伝わらない泣きポイント)

 

・バトル

リメイク元の「ペルソナ3」から最もテコ入れが行われた要素です。バフ・デバフ等の基本的な戦略をコツコツ組んでいく伝統的なJRPGの面白さと、シリーズ近作の「5」で花ひらいた爽快感たっぷりな連携システム&リッチな演出とのイイとこ取り。シリーズの比較的新しい作品をいくつかプレイしましたが、今作が順当に一番面白かったように思います。はい、長くなるからこんなもんにしよう。な。

 

・日常&探索

今作は「全てのファンを唸らせる傑作リメイク」という評価で固まっていることから分かるように、基本的な部分は忠実に原作を踏襲しています。なので逆に言えば、00年代初期のJRPGらしい淡白な部分もあるっちゃある。例えば日常生活の「コミュ」や「人間パラメータ」、ランダム生成のダンジョンをひたすら登っていく「タルタロス」なんかは、等価な選択を延々と繰り返しているかのような作業感が日に日に強まっていき、はっきり言って疲れた部分ではありました。まあこればかりは、後のシリーズ展開につれて段々と真新しさ・飽きさせなさ・止めどきのなさが強化されていった、成長の足跡と見るのが良いのでしょうね。

 

・ヒロイン

ゆかり……ギャルみのあるツンツンした同級生。やれやれ顔が似合うところも、弱さを頑張って隠そうとしているところも、ぜんぶかわいい。主人公を自室に連れ込んでは「ちがっ、変なことじゃなくて!」なんて慌てたり、無意識に「そういう」欲を隠せてないところが愛おしい。正味、ペルソナのヒロインでぶっちぎり大好き。愛してる。好きすぎて変な日記を書いた。↓↓

風花……おとなしい系の同級生。メカ&サポートキャラ。ほんわかしてて良い。伝わる人に伝わる表現をするなら、風花はまるっきりカナで、対するゆかりはまさにマオ。自分で気づいてめちゃくちゃ腑に落ちた。

桐条先輩……クールビューティお姉さん。こんな高3がいるかよ。恋愛になるとポンコツになる王道の年上ヒロインでした。

アイギス……アンドロイド。最終盤になって急激にメインヒロインに昇格してきた。リメイク元のファンにアイギスが推し(もとい嫁)の人が目立つ理由が分かりやすい。アトラスはとんでもない性癖破壊爆弾を仕込みやがった。

 

「手短に」とか言っておきながら結構時間がかかってしまった。ゲームの話を書こうとするとついつい自己添削に気合いを入れてしまう。

「ペルソナ3 リロード」――忙しい皆さんに手放しで勧めるわけにはいかないのですが、遊べばきっと後悔しない、文句なしの傑作リメイク。腰を据えてゲームがしたいときのひとつの選択肢として、ぜひ名前を覚えておいてくださいね!

おだゃ~👋😮