444日目 ツギハギだらけのカペラ4号

 

おーん

残り1週間で残金こんだけか

あーーーーーー……

うん

前倒ししてお金下ろすか

 

ウィーン ガガガ

 

 

……

 

 

おや? いつの間にやら財布の中に万札があるではないか!

こいつぁいい、諭吉があるなら野口は端金よ😁 パーッと使おう😁

 

ウィーーーーーーーwwwww

ウィーーーーーーーーーーーーーーwwwwww(顎外れとん?)

ウィーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwww

話は変わるが、不特定多数がその存在を信じているものは、実際に世界に在るも同然ではないかと思う。

例えば、東方ファンが目を瞑ると、万人が万人、長野県辺りの山野に「在る」幻想郷を思い浮かべることができる。幻想郷の人々について話すとき、彼らは「あくまで空想の話なんだけども……」なんてワンクッションを置くことは無い。すっかり忘れている。万人のファンが持つ共通認識として「在る」そのキャラたちの存在。それはもはや、この世に無いものだとは言えない。

共通認識の広がりということで言えば、昨年と今年ではウマ娘プリティーダービーも「実在」するに至った。今日の帰り道、橋のたもとにケモ耳の美人が居たので「おっ」と思ったが、何のことは無い、ただの付け耳を付けたキャッチの女の子がだるそうに橋桁に凭れているだけだった。一瞬ときめいた二次オタ心が急速に冷めていくのを感じた。と同時に「本物はどこで会えるのだろう」と思った。思ったのだ。「ケモ耳なんてこの世に居ない」ではなく「どこかにいるんだよな」と、そう信じていたのだ。

偏狂なオタクたちが崇拝する、まるで本当にあるかのような人物たちや、世界観。それはもはや宗教と肩を並べていると言っても過言ではあるまい。古の日本人が神を信じていたのと同じように、現代日本の東方オタクたちは幻想郷を信じる。プリティーダービーオタクたちはウマ娘を信じる。そしてあなたはあなたの推しを信じ、信者たちと共に神について語り尽くし酒を飲んで踊り狂う。

 

 

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あ~。

マ~~~~~~ジで

卒論どうしよう😔