「忍者と極道」が本気で超絶い。
江戸時代より続く、最悪の因縁。
殺人に次ぐ殺戮。ウン十万のはぐれ者たちの極悪組織「極道」。
極道から市民を守るために暗躍する、超人の精鋭部隊「忍者」。
21世紀の現代日本に、彼らが再び激突する……!!
……いちいちルビのためにHTML編集してたらなんぼ時間あっても足んないわ。
最近個人的に、コミックデイズで無料公開されてるこのバトル漫画がね~、熱いんですわ。
とりあえず1話から読んでみたら分かるんですけど、まあとにもかくにも、勢いだよね。いや、よくある「勢いがある漫画」とかのレベルではなくて、もはや勢いだけで出来てるよね。
凄まじいスピード感の肉弾戦、当然のようにポーンと首が飛ぶグロい絵面。そんでもって、ヤンキー言葉風のルビ振りはカッコいいを通り越してバカだし、飛んでった首が喋りながらニコニコしてたりしてアホい。「これは抗争のマンガだぜ!」ってことで、パラメータが振り切れちゃってるんです。
ですから神妙に読む必要なんか全くなくて、むしろ自分も「ブッ殺す!」って叫びながら脳死で読み進んでしまえばいい。それが最高に熱いってワケ。
ところが、いま私は50話を過ぎたくらいのところまで来たんですが、話が深まるにつれてだんだんと別種の旨味が出てきました。吹っ切れた痛快さはそのままに、じわじわとアクターたちのバックグラウンドが滲んで、大河的で壮大な物語を予感させる展開になって来たなと。
一方では、いかにもバトル漫画チックで燃え上がるカットイン。また一方では、深い心の傷を負って悪事に走る極道たちと、なおその凶悪な意志を忍術で両断する、正義の忍者たち。面白い漫画に特有の「テンポ感」が、バチバチに冴え渡っているのです。
まあさ、とりあえず無料なんだし、ペラってみなさいなって話よ。かなり読み応えがあるから、無駄な時間には絶対ならねーから。
俺は今日、何時に寝れるか分かんねえ。
(追記)
激しさはもちろんのこと、それを超えるレベルで胸熱さが増してきました。
鮮血飛び散る苛烈な戦闘と、忍者・極道・一般人、生きる一人ひとりの苦しい回想シーン。そのクロスフェード。
脳が焼けそうだわ。