【原文】
【直訳】
初めて、フォロワーに会いました。ネットで知り合った人と軽率に会うのだ。
もち（仮名）、たまごやき（仮名）、ほに（仮名）とグルコスをして、ゲームもした。
サイゼで飲みました。おごられ。ニコリ😊
そのあと５時間くらい歩きました。たまごやき（仮名）はトークが面白い人でした。素敵です。途中トイレばっか行ってごめんね。
沿線とか、地形とか、そういうお話は楽しいね。まだしばらくこっちにいそうなので、また歩きの会が起きるといいね。
飲み過ぎた。まだ歩くかも。みんなよろしくね。
😁 :grin:
【意訳】
委細不明のツイッタラーとして、大岡山界隈・音ゲー界隈に進出を果たしてから、およそ一年が経った今日。ついに、初めてフォロワーとエンカする機会が訪れました！（よいこのみんなは、ネットで知り合った人と軽率に会わないようにしようね）
集合場所のゲームセンターに行くと、果たしてそこには、グルコスに勤しむオタクたちの姿が。もちもち（仮名）、たまごやき（仮名）、寿司者（仮名）の３名です。
ここで持ち前のコミュ弱が発動した私。ニコリ、と微笑むばかりで、なかなか会話に入っていけません。蛤のように固く口を閉ざして、しばらくその場に佇んでいたのでした……。初対面のもちもちとたまごやきがよく喋るタイプの人でほんとうに良かった。
一段落したところで、まずは４人の共通項である、グルコスで親交を深めることに。４人（＝最大人数）同時対戦なんてほぼほぼ初めてかもしれない。
選曲の好みは、もちもちがマッシヴなハードスタイル、たまごやきがキラキラポップ系の音ゲー曲。金具は低難易度帯の珍曲をよくチョイスしていました。一番上手い人が一番抑えめな曲を投げるってのも面白い話だね。
手首をバキバキに痛めたところで、次は肩をグリングリン酷使しに行きましょう。近くにある別のゲーセンへ移動すると、お目当てのワッカは２台。つまり、インストラクターのたまごやきと、サシで会話しなければなりません。ﾓﾆｮﾓﾆｮ……。
しかしまあ、体を動かすうちに心もほぐれてきたか、徐々に言葉数が出るようになってきました。ゲームの方も順調で、ぜひ上の難易度にチャレンジしてはどうかと言われました。ほめらりた😃
時計を見ると、もう６時過ぎ。４人のツイッタラーはもっちりと街道を歩き、もっちりと東急に乗り込み、もっちりと大岡山のサイゼへ突入。なんとたまごやきのおごりだそうです。ニコリ😊
話題は概ね、金具が主導して開発しているゲームについて。もちもちが秘話を語り、たまごやきが相槌をうち、私がラグーのパスタをすすり、金具が笑い転げる。たいへん和やかなひとときが閉店時間まで繰り広げられ、もれなく店員の肝を冷やしました。お仕事おつかれさまです。
ここからはノープラン。とりあえず散歩をしましょうかね、ということで、一行はずんずんと大岡山キャンパスの中へ行進していきます。道中に現れる、名建築に迷建築、面白い東工大ミームの数々。やはり名所巡りというものは、現地人のガイドがあってこそですね。
おねむになったもちもちを駅まで見送ってから、いよいよ深夜徘徊は深みを増していきます。地形の妙や都市構造について語り合いながら、東急池上線と大井町線の沿線を巡っていくひととき。たいへんに好奇心がくすぐられる、夜の長旅です。
都市の地理の話がドンピシャで大好物の私。めだまやきの案内トークが軽妙で面白いもんだから、足はますます遠回り、遠回り。最終的に、５時間くらい歩いたのかしら。何駅分かも定かでない距離をふらふらと移ろう私たちは、さながら深海の暗闇にさまよう、浮遊魚の群れのようでした。
途中めっちゃトイレ行きたがってすんませんでした。大学受験期からの妙なジンクスで、外出するときはどうも体調が不安になってしまう（そして実際に芳しくない）。まあしかし、そんな虚弱マンを受け入れてくれるような、煌々と輝く公共施設が山ほどあるのですから、やっぱり東京という大都市は私のお気に入りです。
沿線とか地形とか、そんなキーワードから始まる街並みトークが一番楽しいね。３人のおかげで、洗足池周辺の旅を満喫することができました。
私はもうしばらく関東にいる予定です。また別日に機会を設けて、いろんなフォロワーさんと会ってみたいな。「音ゲー＋飯＋軽く散歩」みたいな感じで。連絡お待ちしています（初対面はかなり大人しいですが、どうかご勘弁！）。
さて、池のほとりでたまごやきと別れてから。
……アカン、飲み過ぎた……。
こんなにふらふらになったのは人生初かもしれない。歩道の端から端へと舞い、缶チューハイをぼたぼたこぼし、アスファルトにうずくまる。宿泊先に一旦着いたけれど、あまりに気分がいいもんだから、さらに大学周辺をもう一周しちゃいました。
酔ってるときって実際、シャッキリ歩こうと思えば全然歩けるんだけど、それをすると面白くないからわざと派手に飛び回るんだよね。千鳥足は意志の問題であって、決して体ごと酒に溺れたザーコザーコ♡というわけではないのだ。えっへん！（金具に背中をド突かれながら）
疲れて眠いけれど、まだ歩くかも。こんなしょうもない虚弱男を、みんな（＝世の中の全ての人々）どうかよろしくね。……などとほざきながら３周目の徘徊に行こうとするも、体が重くて持ち上がらず、パジャマにも着替えないまま屍のように布団に斃れたのでした。
😁 :grin:
【おまけ】
