比較的元気マンだったので寿司です。おいしいね。
魚介というのはよいものです。
自分じゃ全然買わないけどね。骨ダルイし。
ところで、人類は「東西南北」を採用しているけれど、この方角感覚がハッキリと身についている人ってどれくらいいるんでしょうか。
突然「北はどっち?」と聞かれたときに、あなたは迷わずビシッと北の空を指させますか?
私にはできません。何故なら私の体に染みついている方角は「東西上下」だから。
誤解の無いよう説明しておくと、上下というのは頭と足先の方向ではなくて、テレビ画面の上側と下側です。
天気予報をイメージしてください。北海道が上で、沖縄が下ですよね。つまり「上≒北」であり「下≒南」であると考えていただければ差し支えありません。
さて、私は幼少期から現在に至るまで何度も引っ越しを繰り返してきたのですが、どの家でもテレビは必ず南側に置いてありました。
結果として、私の頭の中には「上≒北」かつ「南≒上」、すなわち「北≒南」という図式が植え付けられてしまったのでした。
たとえテレビがなくとも、あらゆる建物には「上座」や「窓側」のような、内部空間の方向性(?)というものが存在しますよね。
建物に入るたびに、私の脳は空間の方向性をぼんやりと把握して、ぐりぐりとコンパスを動かします。つまり、建物に入るたびに方角が変わるのです。
ここまで読むと超絶方向オンチみたいに見えますが、実は道に迷うことはほとんどありません。
何故なら、たとえ東西南北の感覚がバグっていようと、人間は「こっち側から入って来た」とか「あっち側の大きなビルで曲がった」とかいった情報で動くことができるから。
幸いなことに、私は絶対的な方角の感覚(東西南北)はズレているけれど、相対的な方向感覚(前後左右、形状、距離)は得意なので、今日もこうして無事に寿司屋に来ることができたわけです。
とっちらかった文章になってごめんなさいね。でも、もう一度だけ先ほどの質問を繰り返します。
人類は「東西南北」を採用しているけれど、この方角感覚があなたには正しく身についていますか?
もしかして、相対的な位置関係が分かるから気づいていないだけで、実はあなたのコンパスは狂っていたりしませんか?