607日目 しゃdyfhs

 

 思春期真っ只中の高校生の、薄氷を踏むような危うさと、カッコつけたい背伸び心、それから自己顕示欲。そんな拗らせたものがぎゅっと詰まっているこの一作だが、技法の完成度が高く、全てが瑞々しさの中にまとまっていて美しい。

 だから僕は苦しくなってしまった。今の煤けた僕は、真剣だった当時の僕とは違うからだ。

 

      これだけしか載せられない。あとは全部消した。全部言い訳だ。

      つまらなくくすんでいく、僕。