っちゃ~~! まさか自分の人生で「最終回でタイトル回収」ができるなんて!
改めましてこんばんは、きりちにです。
2021年8月、ひょんなことから周りに便乗して書き始めた「きりちにっき」。時が経つのは早いもので、ついにフィナーレの1000日目を迎えました。
100とか200とかは、まあまあよ。400が来るなら、500も600も惰性だし。でも、1000はちょっと、さすがにすごい。それはさすがに、我ながら【祝】。グリコのポーズでゴールイン。大阪の街で破壊の限りを尽くす強い大学。
まあまあまあでも、言うてもさ、元を正せばただの日記じゃんか。重厚長大な物語でもなければ、ド偉い人の伝記でもない、ただの成人理系男子学生が日々のアゲとサゲをベラベラベラベラ述べ続けただけの綴り方。
だから、今日これからやっていく振り返りは、一大スペクタクルの起承転結をまとめ上げるダイジェストではなくて、あくまで一例、そのときどきの少しだけ目立った回を集めて「こんな瞬間もあったな」と少し斜め上の空を見上げる、そんなテキトーな空気感でやっていきたい。
そして願わくば、これまでひそやかに日記を楽しんできてくださったフォロワーの皆さんも、日付を見て「この頃わたしは何をしていたかな」と思い出し思い出しつつ、心を同期させながら最後までロールしていただけると幸いです。
んじゃ行くぞ!!
2021年
Twitterで急に勃発した日記ブームに乱入して、なんとかひとウケ取ってみようと書いてみたのがこの1日目。オーマイ。
ここで宣言した3つの目標——構造力学、秘書検定、短歌——は、3つとも完璧に忘却の彼方へ葬り去られました。いいよ別に。そんなもんだろ。今ものらりくらり進路を変えて、フツーに生きてるよ。
顔゛が゛い゛い゛いいいいいいいいいい!!!!!!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ(まあ最近は他にも顔がいい推しをいっぱい抱えてて一人にゃ決められないんだけどね~~~!)ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!! ンハ!
節目節目で振り返るとどうしても、力を入れて書いた対談や、足を動かした系の企画ばかりが目立ちがち。けれども、日常の根底にあった原動力は負の力であり、丁寧に朽ちていくような叫びをじっと書き殴っていたんだということを、忘れずにいたい。キャンパスに行かず引きこもり、無理なバイトで苦汁を舐め、一寸先すら真っ暗闇で何も分からなかった、そんな学部時代。
2022年
地元を出てから3年間、初めての一人暮らしをあたためてきたアパートとの別れ。名画のように桜が咲き誇る河川敷。人っ子一人いない夜中の大通り。煮詰めた甘い孤独。空っぽの部屋の真ん中で静かにキーを叩いた、最後の夜。
相当入れ込んできた趣味であるところの「ゲーム」。新しいタイトルを遊ぶたびに、なんやかんやとレビューを書いてきました。最近もね!
数々のタイトルに手を出してきましたが、マイベストゲームと認めた3本は不動の存在です。初めて触れたハイエンドゲーム機・PS4の作品で、かつ、ちょうどすれっからしで救いを求めていた学部中期の頃に、寝食を忘れてのめり込んだタイトル。ニーアオートマタ、ペルソナ5R、ゴーストオブツシマです。これらを超えてくるものは現れるのか。現れろ。
院試が終わったときの日記。どんだけ嬉しかったんだ。
謙遜でなくガチで準備不足のまま挑み、なんとなくのハッタリで乗り越えてしまったので、良くない成功体験を積んじゃったなと思っています。そのしわ寄せが就活に……。
2023年
くよくよくねくねしながらも、なんとかストレートで大学を卒業。俄かに羽が生えたようで、2023年の2~3月はきっと、人生で最も心の軽い時期でした。
これは、遠方から遊びに来てくれた友だちを巻き込んでの文化系企画!
大学院進学に合わせ、いち早く新天地へ――。当時、あまりにもアグレッシブな自分だった。時間と心の余裕があればどんなこともできるということを体現したかのような3月。しかし無意識の豪遊のせいで貯金が全て吹き飛び、あとあとアルバイトが軌道に乗るまで苦しい財政状況を強いられたのは別の話。
授業研究就活バイト授業研究就活バイト……のダルい無限ループの中でも、ちょこちょこと時間をかいつまんで、いや、かなり遊んでいるような気がする修士生活です(普通にダメ学生)。東京近郊にはふらっと行けて面白い街がたくさんあって最高。時には友だち呼んで、急な思いつきで体を動かしちゃったりとかして。
隣人への愛を忘れない。
……いやマジ、冷静に考えて、あたたかみの連続の表出のような日々は、ずっと当たり前じゃない気がするから。
2024年
トンチキで書き始めた自作小説が巡り巡って、即売会でコスプレして同人誌頒布したらしい。なんで???
わざわざ画材を注文したり(初めて学科の実習経験が活きました笑(ボケ笑))して作り上げた大道具類、今や完全に壁際の粗大ごみと化しています。でも捨てられない。なんかもったいなくて。いや要らないけども。
なんやかやと楽しい回を中心に振り返ってきましたが、本音のところは毎日が上がったり下がったり。不安でいっぱいになって、もしくは自棄な気持ちで、ぬるりと地を這うように街を徘徊して、ブツブツブツ……と管を巻くこともしばしば。けれどもそれこそが、きりちにっきの精神のリアリティだと思っています。いっすよ、それで。時には支離滅裂でも。一文字しか無くても。それが自分に素直ってことなんじゃないかな。
んや~非常にざっくりですが、こんなところでどうか。一応、取るに足らないような回でもその日においてはちゃんと書いているつもりでして、そのへんはこの間フォロワーさんたちが語らってくれた「きりちにっきトーク」のときにも、私すら忘れているような密かな推し回を紹介していただいたりしました。つまり、今日挙げなかった残り大多数の中にもさまざまな起伏があって、日記とはつまりそういうものです。
けれどもまあ今回、個人的に代表回と目する回を並べることができて、感覚的にひとつの流れとしてまとめることができた。いよいよ収まりがついたかな、という感じ。なんせ、1000日目というフィナーレですから。
改めまして、きりちにっきという小さな界隈でちょこちょこと、しかし確実にそこにいて私の雑記を楽しんできてくれた皆さん、ありがとうございました。ただの日記ではありましたが、遡ってみるとなかなか感慨が湧くもので、これだけ長い期間、毎日誰か彼かのスキマ時間に花を咲かせることができていたのだとしたら本当に嬉しく思います。
そして、散々日数を喧伝しておきながらこんなことを書くのはアレですが、どうか皆さん、継続ということにこだわらないでください。何か思いついたときだけ書く。それが一番いいじゃないですか。何かを訴えたがる心をぎゅっと抑えつけずに、絞り出すように言葉を選び、ちょっとテキトーな感じで文章にしてみる。それは自分にとっても、誰かにとってもナルホドなものになるんじゃないかなと思っています。……とまあ要するに、おめーらも書け! ということですね!
聞かせてやれよ、論理の律動を……🤓
それでは、改めましてきりちにでした!👋😮
最後にこのポーズで〆としましょう!
西高島平
うーっしゃ、終わり終わりっと。
さすがに力込もったな、マジ疲れた。そろそろ飯でも食おうかな。
あ、レンチンでできるやつあんじゃん。パスタにしよう。あれ、でもソース買ってあったっけな……。
良かった、一個だけあったわ。これちょっと濃いけど美味いんだよな。ま、どこのヤツか知らんけど……