987日目

 

ほんとうにいろいろなことが決まらず、中途半端で、なにひとつ成し遂げることもない春の日々だけれども、フィールドワークの集合駅まで一時間の乗り換えを思い浮かべながら三分後の各駅停車を待っているとき、ふと「これ以上ない」と思う。いくつかの小さな焦りがビーズのように散りばめられた、これ以上なくぽかぽかの修士二年。畏まったり畏れられたり、ゆんてゆんての揺られながらに、袖たなびかせ僕は行く。志望動機は嘘ばかりじゃないんです。

 

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