51日目 全裸入眠ほど幸せなことはない

 

引っ越し予定地の下見に行ってきました。

案内の予定時刻より早く着いてしまい、暇潰しに歩き回ったので、汗ばんでへとへとです。

下宿に帰ってダラダラしていたら、帳を下ろすように眠気が……。

 

そうだ。今こそ「アレ」をするときではないか?

 

部屋干しのバスタオルを雑にひっつかんで、ゴミ箱のフタの上にポイ。

汗で湿った夏シャツから体を解放する、その所作の素早いことといったら。

浴室の扉を開けばそこは……。

(カッコつけた表現するのダルくなったのでここで終わりです)

 

さて、換気扇から侵入したコバエの大軍に戦々恐々としつつ、無事シャワーを浴びることができました。

体じゅうすみずみまでピカピカ(当社比)。程よくあったまったネムがやることはただひとつ!

 

オフトゥンダイブ!!

 

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脂肪がたるんだ一般成人男性が、生まれたままの姿で毛布に絡まる地獄絵図が繰り広げられます。しかしそれは、あくまで客観的な話。

主観で見ればこの通り。風呂上りつやつやの肌に食い込んでくる毛布のぬくもりといったら、まさしく天にも昇る心地よさ。

ここでクソデカ枕を抱きしめてください。瞬間、意識が遠いどこかへ飛翔していきます。

 

なんかねえ、この、なんていうんですか。

根源的な官能とでも申しましょうか。

考えるの疲れるんで日記書くのやめますね、って感じのぬめぬめ感がある。

体はふわふわしてるのに、心はぬるぬるしたなにかを感じている。

なんだろう、野生なのか?

人類が忘れてしまった、素肌を晒して草木に埋もれて眠る感覚が、蘇ろうとしているのか?

なに? 神ィ?

まとめるのたいへんなのでもう寝てしまった方がいいんじゃないでしょうか。

 

 

……危ない危ない。マジで全裸入眠しちゃったら、ガチで風邪をひいて腹を壊します。

せめて肌着は着ましょうね。

 

※これは通常しっかりパジ山を着て寝ている人間の書いた日記です。普段から薄着の人には感動が伝わりづらいかもしれませんが悪しからず。