贅沢とは程遠いフツーの生活を送っているつもりなのに、気がつけば怖いくらいの勢いで財布が空っぽになっていく。
立ち止まって考えてみると——そういえば、毎日外食ばっかりだな。美食通というわけでなく、単にベーカリーやファストフードで腹を満たそうという選択のハードルが低い。
それはやっぱり、この冷蔵庫に一因があるような気がします。
ご覧よ。
うちの冷蔵庫です。本みりんとしょうゆとクリスタルスカルしか入っていない。
ヒトの暮らしの連続性を一切感じさせない、空っぽの空間です。
食費を軽減するためには、松屋に落とす金を絞って、スーパーで買えるものを中心に打線を組んだほうがいい。そのためには、消費期限が短い食べ物を軸に、とりあえず冷蔵庫をいっぱいにしてみることが大事だと思いました。
パンパンのレジ袋を手に提げて、こんなに重たい思いをしながら帰ってきたのは久々ですよ。野菜に肉類、麺に冷食、〆て一万円近い大金が口座から吹き飛びました。物価の上昇をひしひしと感じます。
高くはついたけれども、これだけあれば結構な回数の夕食を賄うことができます。長い目で見ればきっと得をしているはず。
ただ、手元にこれだけ食べ物があると、果たして口寂しさを我慢できるかが心配です。ちゃんとヤバいから、今。
