気づかぬうちに公開期限が迫ってたので急遽読んだよ。ドレスローザ編。
新世界でも尾田っちの人情節は健在です。やっぱねぇ、引き裂かれた親子とかそういうのには胸打たれちゃうね。戦いに関わる人物のそれぞれに重い過去があって、いずれの回想もぐっと引き込まれる力強いものでした。
一方で、バトルの方はというと……。二転三転どころか、八転も九転もするものだから、どこがサビか分からない曲を聞かされているようなややこしさがあるんだよな。あと、ドフラミンゴに何故か漂う小物臭ね。絶対的格上だという印象があんまり……。
キャラに関しては、新登場の海軍大佐が良かった。ビジュアルも信念も何もかもがカッコいい、任侠映画に出て来そうなマジのオッサン。敵側だけどヒールじゃない。こういう枠こそ案外憧れの対象になるんよね。
あと、尾田っちの描くキャラは異形の変態ばかりと見せかけて、たまに純粋なド美人やキューティが出てくるからニッコリしちゃうね。その方向性で見ると、次の島には〇〇〇族の女の子が出てくるらしいので楽しみです。公開期間は明後日から。