234日目 豪腕の女神絵師たち

 

私みたいな一般オタク男性は、Twitterをしながらいつも、こう思っています。

「うおっ、こりゃまたスケベなイラストだな!! さすが兄貴、信頼できる絵師だぜ」

「なんだこれフェチすぎる……。とんでもない絵を描く男だ……」

と。

 

しかしですね、ニッポンにはこんなことわざがあります。

『エロ絵師はだいたい女』。

 

たとえば、幻想美少女のモモ尻の質感に全てを懸けている、まめもちさんとか……。

https://twitter.com/mamemochi1226/media

女児のニッチプレイに定評があり、完全ギルティ執行猶予ナシの、ぺろめくりさんとか……。

https://twitter.com/peromekuero/media

 

スケベ絵師が急におもちゃレビューを始めたときの「えっ!! 女性だったの!?」という衝撃。女性だと知った上で新規イラストを見たときの「う~ん! 勃起力の高い姉貴だな!!」という不思議な信頼感。

『オタク=チー牛男子』という安易な認識を恥じましたし、ひとまとまりに「女ってのはさ……」と愚痴ったりするのは危険だなと思いました。地球上に漲るエレクチオンのエネルギーを生み出しているのは、他でもない豪腕の女神絵師たちだったのです。

 

ところで、私が仮に絵師だったとしたら「ムチムチ美男子の春画を描こう」とは絶対に思わないのですが、そこへん逆に、女児を描く女性絵師の心理はどうなってるんだろうね。

女性にとっても「美少女」というのはシンボリックな力を持っていて、自分の姿をダブらせて共感したり同情したりすることは少ないのかもね。

 

それとも実は、私が知らないだけで、オスのスケベを描く男性絵師も大量に存在するのだろうか。

いやはや、小さなアカウントからは見えない、大河のような流れがあるものだな……。