126日目 ファッキンボーリン

 

初の土曜日勤務。過去イチ大量のお客さんが押し寄せて、非常にたいへんでした。

母体数が多ければ、当然めんどくさい客の出現率も上がるわけで。今日は特に忙しかったので、かなりストレスが溜まりました。笑って流すだけの心の余裕がない。

退勤間際にクスリやってそうなウェイが来店したときは吃驚しましたが、よくよく観察したところ客ではなく代わり番の店員でした。それなら良し(良くねえよ)。

 

だらだらと帰宅して、虚勢を張ってピザなんか注文してみたりして。でも、なんかちっせぇし冷めてるし、一人で貪るには向いてない。いまいち気分がアガらないまま、とりあえずシャワーを浴びます。

 

なんというか、そろそろ魔法が解けかかっている気がしますね。「働いてる俺、偉すぎ!」の段階を通り越してしまって、さっそく新しい心配事がぽんぽん浮かび上がってきています。単位のこととか、研究室配属のこと、院進のこと。3年の冬にもなって、いまだに勉強から逃げることしか考えていない自分……。

 

クソが! 俺は安らかに満ち足りるということが分かりません。何か忘れていないか? 何か重大な間違いをしていないか? と、自分の道筋を常に疑問視して不安がっています。

もっと自信を持って、どうにかなるさの精神で力強く生きていけばいいのに。いつもいつも自分の心の中で粗探しをしている。

 

何も考えたくありません。とにかく、この冬でガサッとまとまった金を作って、春休みにドバっと贅沢してしまうこと。やるべきことはこれだけです。

知らねえ、俺は何も知ったこっちゃねえ。今夜はいっぱい飲みます。