今日はフォロワーさんの勧めで「ハコボーイ!」に挑戦しました。たかだか700円弱にケチケチしない男、きりちにです。✨✨✨
3DSにはスクショ機能が備わっていないので、頑張って絵面を想像しながら読んでください。
ハコボーイ! を簡潔に表すならば「2Dアクションパズル」です。
主人公のハコボーイ君(仮称)は1×1サイズのブロックに2本の足が生えたキャラクター。彼は自分と同じサイズのハコをうにうにっと生成する能力を持っています。生成したハコは体の一部として使うのもよし、切り離して足場にするのも良し(切り離されたハコは黒ずんでしまい、役目を終えた状態になる)。自由自在にハコを利用して多種多様なギミックを突破し、右端のゴールを目指そうというわけです。
ゲームの随所に「星のカービィ」シリーズへのリスペクトが見られるのも特徴です。ステージ上の看板がチュートリアル代わりになっていたり、ゴールが両開き扉だったり、クリア時にダンスを踊ったり。開発元を見れば納得ですね。他にも、マリオブラザーズに似たギミックがあったりします。
ステージの数はお値段以上の大ボリューム! ですが、ひとつひとつのステージは程よい短さにまとまっているので、案外サクサク進んでいきます。
余談ですが、もしこのゲームに敵キャラとの戦闘要素があったり「残機」の概念があったりしたら、私はジャンルを「パズルアクション」と表記したような気がします。ヒラメキ重視でアクションの腕が問われないからこそ「アクションパズル」なんですね。
そうこうしているうちに気がつけば総プレイ時間が4時間を超え。ついにエンディングに到達しました。
ほお……なるほど……? 想像もつかない着地点……。シンプルで質素なデザインのゲームが、ある意味で「王道」の結末をしっかり備えていたことに、心を揺さぶられます。
描写力の限界まで使い切った感があるエンディングでした。敢えて深読みはせず、額面通りのシンプルな感動として受け取ろうと思います。それくらいの軽やかさのほうが、ゲームのコンセプトに合っている気がして。
このゲームをプレイするにあたって「プレイするぞ」という趣旨のツイートをしたところ、いろいろな人から反応がありました。
また、ステージをひとつひとつ進めていく中で、東方同人ゲーの「クビナシリコレクション」に輸入されたと思しき箇所を見つけたりしました。
低価格帯のゲームは期待度も「それなり」になりがち。しかし、そんな先入観をもろともしない、非常によくできていて高い影響力を持っているゲーム……。それがハコボーイ! だったのです。
追記:
ちなみにキュービィ君です
— ₍₍⁽⁽🍳₎₎⁾⁾←✏☕300,←⚙4500 (@sal_pipr) 2021年11月28日