54日目 きりちにの二ヶ月、きりち二ヶ月

 

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きりちにのニラ、きりちニラ

 

こんばんは。きりちにです。

フォロワーの日記ブームに便乗して書き始めた「きりちにっき」。54日目にして、いよいよ夏休みも終わりのときがやってきました。

 

思えば、たった二ヶ月という短い期間ではあったけれど、毎晩欠かさず何かしらを書き記していくというのはなかなかチャレンジングな試みでした。

なにせ私は意志薄弱かつモチベの低い人間で、勉強や運動が長続きしたことなんか一度も無いのです。常に「怠け癖」のデバフがかかっている人間が、50日以上も文章を書き続けられたのは、きっと何らかの奇跡だったとしか思えません。

しかしながら、今のところ「やってやったぜ!」的な達成感はきわめて薄い。これはきっと、苦しみながら日記を書いてきたのではなく、普通に文字書きを楽しんでいたということなのでしょう。

 

特に語ることのない、それこそ日記を書くくらいしか生産的なことがない夏休みでしたが、せっかくなのでかる~く振り返ってみましょう。

 

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初日の日記です。当時ハマっていた「オモコロ」などのネタ系記事をリスペクトしているのが、文章を読めば一目瞭然です。まさしく猿真似でございます。

確か夏休みの目標を3つ建てました。「構造力学の復習」と「秘書検定の対策」と「文芸のリハビリ」だったかしら。そんなもん、ちゃんとこなせてるワケがないんですよね。おおよそ何も身についていない状態で、明日からさっそく講義が始まります。イヤだね。早くねんねしようね。

 

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ときたまガッツリ本腰を入れて料理がしたくなります(本当に稀ですが)。いわゆる「パパの本気料理」的なヤツですね。普段の生活力が皆無であればあるほど、局地的に張り切っちゃうんだな~。

 

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8月半ばには一週間の「蒸し野菜チャレンジ」をしました。この頃は心なしか体調がマシだった気がする。毎日新鮮な肉と野菜を用意するのが面倒なので、ピタッとやめてしまったのだけれど、そのうち買い物ブームが来たらまた食べ始めそうな予感。

 

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どう見ても途中で飽きかけてるし、明らかに10選どころではない数がピックアップされているのだけれど、こういうしょうもない文章ほど案外楽しく書けたりします。露骨な日数稼ぎ? 構へん構へん。

 

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こういうのが本来あるべき日記の姿です。その日にやったことを素朴に書き記して、感想をまとめる。いわば正統派の日記です。

本来ならばこれを毎日続けたかったけれど、できませんでした。きっと「その日に何もやらなかった」ことを直視するのがしんどかったんですね。

 

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分析系のネタ、とりわけプロ野球ネタが大好きです。好きとはいっても、足繫く球場に通ったりデータベースを読みまくったりしているわけではないので、自信を持って声高に喋るようなことはできませんが。

 

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ゲームを取り扱った回が結構多かったです。ノブヤボを改造したり、ペルソナを熱弁したりもしました。

やっぱりゲームの話になると胸が熱くなりますし、文字数も嵩みます。履歴書に書けないので情けなくはあるけれど、やっぱりゲームは私の大学生活を充実させてくれた最大の友。ここは譲れない。

 

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今でこそ全く違う分野でグダグダやっているけれど、もともと私は情報系への憧れを抱いていました。

幸いなことにパソコン好きの友人が揃っているので、たま~にいろいろ入れ知恵してもらって遊んでいます。もしかしてこの夏の数少ない「生産的活動」だったんじゃないか?

 

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リア友の間でウマ娘が流行っておりまして(私が流行らせました)、ちょくちょく日記のネタにもなりました。

基本的に箱推しの人間なので割と落ち着いてプレイしているんですが、デジたんのときはちょっと取り乱しましたね。安くない金額を突っ込むハメになったけど、そのぶんの供給を感じて強く生きていこうと思います。

 

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9月下旬におよそ2年ぶりの帰省をしました。楽しく朗らかなようでいて、センチメンタルで苦しくもある、なんとも例えがたい「あわい」のひとときでした。

長い長い一人暮らしで宙ぶらりんになった心が、家族という現実のもとに引っ張り戻されたとき、人は少しだけ真剣になります。次に顔を合わせる時までに、私はもう一回り成長できているでしょうか——。

 

 

 

こうして振り返ってみると、まあ振り返るほどの大きな出来事はありませんでしたが、カスはカスなりにいろいろなことを考えながら二ヶ月あまりを過ごしてきたんだなあと思わないでもありません。やるべきことを全然やらなかったのが痛恨の極みではあるけれど、とりあえず生きてはいたし、毎日違うことを考えていた。

 

昨年の今頃、私は口癖のように「来年からはダラダラしていられないから」と言っていました。それと同時に、心の奥で「きっと来年もダラダラしているよ」という自虐が渦巻いていました。

そしていま、果たして私の予言は当たり、大して立派な活動もしないまま貴重な3回生の夏が終わってしまいました。正直なところ、行動力のカケラもない自分自身を心底情けなく思っていますし、大学同期がぐんぐんチカラを身につけて今にも羽ばたこうとしていることを思うと、今すぐスンッと消えてしまいたいくらいしんどい。

 

でもね、たとえ今後の自分自身をどれだけ憂えたとしてもですね、別に何かが変わるわけじゃなし。それなら開き直るしかないじゃないですか。

たとえ10月のカレンダーがくすんだ灰色で塗りつぶされていくことが分かっていたとしても、その灰色が日によって微妙にシアンやマゼンタを含む未知の色に化けてくれる可能性に懸けるしかないんです。

どんなにしょうもない日々だったとしても多少は彩りが生まれるのかもしれない、ということは夏休みの日記が証明してくれているのですから。

 

 

カッコつけて書いてみたところで仕方がない。

とりあえず、明日は8時くらいに起きて、ヨーグルトとグラノーラを食べながら、Zoom授業に集中して耳を傾けること。これだけです。

目の前のことをなんとかこなして、来年の春こそは自信をもって成長したと言えるように、せいぜい踏ん張れたらなと思います。

 

 

夏休み最後の晩御飯は牛丼の素(冷凍)と、余ったニラをめんつゆに漬けたやつでした。

洗い物は明日の自分に任せるとして、とりあえずシャワーでも浴びようかな。

 

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ごちそうさまでした!