22日目 冷しブドウをつまみつつ

 

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シャリシャリおいしい冷しブドウ

 

昼過ぎに2回目のワクチン接種に行ってきました。

七分袖のシャツを着ていて、肩まで捲り上げられなかったので、やむなくボタンを外してシャツをはだけて注射を受けました。

筋肉注射って全然痛くないんですよね。スッと針が入ったと思ったら、もう終わりましたよ、みたいな感じ。

 

帰りにマクナルに寄って「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」をテイクアウトしました。

サムライマックシリーズ、バカみたいにアガるジャンキーテイストなのでオススメです。肉厚、濃厚、興奮。

写真を撮ったけど、食ってる途中の断面を見せられてもイヤかなと思ったのでアップしないでおきます。

 

サムライマックを食べながらニコニコでゲーム動画を見ていたら、アクションRPGがやりたくなってきました。

アサシンクリードシリーズがSteamで特大セールをやっていたので、人気作・オリジンズを購入。決済を確認したら、さっそくインストール開始です。

ゲームデータをダウンロードしている間に、シャワーでも浴びてきます。

 

ふい、汗を流してサッパリしました。

ダウンロードは終わったかしら。どれどれ……。

 

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遅すぎて遅杉謙信になった

 

ぜ~んぜん進んでないじゃん。

パブリッシャーのサーバーが重すぎるのはSteamあるあるだけど、やっぱりもどかしいなあ。

まあ夜までに終わればいいや。

 

手持無沙汰になったので、昨日スニーカー探しの合間に買ってきた本でも読みましょうか。

 

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新潮文庫、好き

 

志賀直哉の短編集です。

せっかくの夏休みだし、積極的に書物と触れ合ったりしたいよね。専攻の専門書は面倒くさくて読んでないんだけどね。

 

『城の崎にて』

列車と衝突事故を起こし、療養のため城崎温泉に滞在している作者。

湯治の日々を過ごしながら、小さな生き物たちの生と死を目の当たりにする。

縁側にポトリと落ちたままの蜂。助かろうと必死に泳ぐ鼠。石が当たって不意に死んだイモリ……。

死というものへの親近感や、心のありようについて思考を巡らす短編小説。

 

志賀直哉は初めて読みました。

静寂に包まれるような描写に魅力を感じる文章です。大げさなドラマを展開しない、ぽつぽつと落ち着きのある巧みな筆致。

読みながら心の湖面が澄んでくるような印象を覚えます。一篇十数ページの短い読了時間ですが、なんだか穏やかな心持がしました。

 

短編集なので、『城の崎にて』の他にもたくさんのお話が待っています。

アサクリのダウンロードが終わるまでまだまだかかりそうだし、今夜はゆっくり、順々に読んでいくこととしましょうか。

冷しブドウをつまみつつ。